会場にクリスマス・コンサートが予定されています。
どうぞ聞きにいらしてください。
9月1日から10月4日(アッシジの聖フランシスコ日)は「被造物の季節」です。世界中のクリスチャンの間で様々な取り組みが行われています。
2024年テーマ 「被造物とともにあって、希望し行動しよう」
「気候危機に直面するこの時、神の創造物を守ることは、世界中の教会のキリスト者にとって霊的な責務です。「被造物の季節」は、私たちに対して地球の生命を守り、維持し、再生するために、祈りと行動で団結するよう促してきました。だからこそ、正教会のリーダーシップに鼓舞されて、アングリカン・コミュニオンはこのエキュメニカルな季節に熱心さをもって協力します。私は世界の聖公会の皆さんに、キリスト教会の一致を祈り、神が私たちに託されたものを守り再生するというキリストの呼びかけに従うことを勧めます。」
〜 アングリカン・コミュニオン カンタベリー大主教 ジャスティン・ウェルビー 〜
詳しいガイドは英文ですが、こちらからご覧になれます。
https://drive.google.com/file/d/12M3weSD4D2mvjCiI3Mxen3JQZ5Rrazz3/view
2024年5月9日(昇天日)~5月19日(聖霊降臨日)
今年も「み国が来ますように」の時がやって参りました。これは世界中の聖公会で共有しているお祈りの運動です。各教会で配布されている「祈りのしおり」の朗読音声の動画を北関東教区・東京教区宣教協働特別委員会、信仰と生活委員会の協力のもと作成して5月9日(木)より毎朝7時にyou-tubeにて配信いたします。下記のQRコードよりお入りください。
*動画(音声)配信 https://www.youtube.com/watch?v=ojzZiVLAjhU&list=PLpG25BsQP0vjGQCMjzWzSWmLaTnmI48BJ&index=1
わたしたちの深い苦悩や、解決しえない困難に満ちた心の奥底へと降りてきて、痛みと悲しみを分かち合ってくださる方のご復活をともにお祝いしましょう。
イースターの喜びが、あなたにも届きますように祈ります。
教会では12月24日の夕暮れまでを「アドベント」と呼び、「クリスマスを待って準備をする期間」として過ごします。そして今年は12月24日が日曜日ですので、午前中にはアドベントの暦を用いますが、その日の夕方からクリスマスをお祝いします。そのようなわけで、教会でのクリスマスは、12月25日に終わるのではなく、やっと始まり、1月6日まで、イエスさまのお誕生をお祝いします。
「アドベントクランツ」
聖卓の脇で、紫とピンクとそして白いろうそくが、クリスマスを待っています。上記のようにアドベントには、主に、紫色のろうそくを、日曜日ごとに1本ずつ加えて灯していきますが、3番目の日曜日だけ、「マリアさんの日曜日」ということでピンクのろうそくを灯します。4本が全部そろったら、クリスマスが来た知らせとして、真ん中の白いろうそくに火を灯します。
現代では多くの人が、大切な事を伝える手段として、文字を用いますが、昔はほんの一握りでした。そんな事情から、ステンドグラスや教会の祭色、鐘の音やオルガン音楽など、目で見て、耳で聞いて、「わかる」方法が発達しました。「アドベントクランツ」も、わたしたちと一緒に、クリスマスを待っているようです。
「クリスマスプレゼント」
クリスマスと言えば、すぐ思い浮かぶのは、「どんなプレゼントをもらうか」「誰にプレゼントを用意しようか」ということかもしれません。クリスマスに、プレゼントを贈り合う習慣がいつ始まったのか、その起源は諸説ありますが、いずれにしても、自分が満足するためのプレゼントではなく、地上に住むすべての人々、ことにイエスさまが心を寄せられるであろう、生きることに困難を覚えている人々を覚えるための「プレゼント」でもあります。
それは、食べればやがて尽きる食糧ではなく、土地の所有権を他者から奪う力ではなく、世界を支配する財力でもなく、「平和の君」として、この世に来られたイエスさまにならう生き方を、もう一度みんなで思い起こし、小さな自分にできることを探す祈りであるかもしれません。
そんな背景があって、教会では特別に「クリスマス献金」をお捧げする習慣があります。献金は「しなければならないもの」ではありませんし、手ぶらで礼拝に参加されることも大歓迎です。もし、お気持ちがあれば、12月24日の昼間か夜の礼拝に「クリスマス献金袋」をお持ちになり、そっとそのまま献金箱へ各自でお入れください。
世界の悲惨なニュースを聞くと、知らない方が良かったと思うこともあります。でも辛いからと耳を塞ぐのではなく、わたしたちが持っているものを、助けを必要としている人々と、少しずつ分かち合うように、神さまは語りかけているのではないでしょうか。それは、品物やお金とは限らず、小さな助けや痛みに寄り添う思いやり、明日への希望を一緒に分かち合う心なのかもしれません。
神さまは、一番大事なイエスさまを、わたしたちと分かち合ってくださいました。わたしたちがどんなに大切されているか、心に留めることこそ、本当のクリスマスなのでしょう。神さまの慈しみとやさしさがあなたをつつみ、心あたたかなクリスマスがやって来ますように!
5月28日は聖霊降臨日礼拝が行われました。
久しぶりにお庭で、短いお茶の会を行うことができました。
ペンテコステにふさわしい赤いお花は教会の花壇に用意されていました。
感謝。
4月16日に日本聖公会東京教区 高橋宏幸主教が主教巡回のため、神愛教会を訪問しました。主日礼拝後に信徒と懇談会をおこないました。大変貴重な時間を過ごすことができました。懇談会のまとめを以下に共有します。
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コロナ感染拡大では色々なものが崩れてしまう経験をしました。
その昔ペストが流行した時、多くの宗教は神の天罰であるとしましたが、キリスト教は慈善事業を行い(地域から)信頼を得ました。
またカミュの「ペスト」が見直され、W.デフォーもペストのことを書いています。過去からも得るものがありました。
コロナの状況は、(リモートのため)皆さんの息づかいが伝わってきません。教会で愛餐会が出来なくなって改めて人との繋がりを考え、また近隣地域との繋がりも含めて考えました。神様との分かち合いができなくなり、それが本当に大切なことと知りました。
学んだことを精査し振り返ることが必要です。
現在、東京教区と北関東教区が合同し新教区設立に向けて動き出しています。
まず、東京中心の考え方を改めたいと思います。
教会の信徒が多い少ないということに心が捕らわがちですが、イエスさまは12人から始められたことを思います。
1923年東京教区創立のあと、関東大震災の時にマキム主教が米国聖公会へ打電した言葉は「すべては崩壊した、しかし信仰は残った」と、またウイリアム主教を指して「道を伝えて己を伝えず」の人と言われました。
これが逆になったらおしまいです。「信仰は崩壊した、しかし財産は残った」「己を伝えて道を伝えず」ではいけません。世の中は進歩、変化していきます。しかし信仰は常に原点に立ち返らなければいけないと思います。